2017/04/21
加賀藩の甲冑
加賀の甲冑といえば、なんといっても加賀百万石の藩祖 前田利家公の熨斗目烏帽子形兜(のしえぼしがた)の金小札白糸素懸威胴丸具足が有名ですが、
勢力の有る藩では軍事調達として藩内に甲冑等を制作する職人を多く抱えた為、その藩ごとに特徴のある様式があったそうです。例えば伊達政宗公の仙台藩「仙台胴」、加賀藩の甲冑は身長に
合わせサイズ調整がしやすい作りや、兜の形状に他の藩とは違った特徴があったそうです。又、忍び緒(顎紐)も朱色系の物が多いのも特徴の一つだそうです。
「加賀藩の甲冑」総説・図版解説・用語解説 長谷川孝徳 氏 が発刊されるほど価値の高い甲冑が数多くあることは加賀藩ならではのことと思います。
参考にさせていただきました。
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金小札白糸素懸威胴丸具足をモチーフとして当店での前田利家公の鎧。若い頃に使用していた兜の前立て、本物にはないふき返しをデザイン性のためアレンジしてあります。